ひとり の時間 『海からの贈りもの』
2004年 10月 05日
3人の子どもを育てながら、二つのパートを掛け持ちするようになって、
平日のお休みは無くなりました。
土日すらのんびりはしていられません。
それはそれで充実しています。だからよいのです。
その一方で、今日のような日も大事にしたいと思います。
今日は勤務の都合で久々に平日でのお休みになりました。
誰かを誘ってどこかへ行こうか、とも思ったのですが
ひとり で過ごすことにしました。
(こんな日に限って、次女が3時間授業部活無しで帰ってくるのですが)
ひとりになることの大切さを教えてくれたのはこの本、
『海からの贈りもの』です。
考えてみれば、なんと不可解なことだろう。仕事上の約束とか、美容院に行くとか、会合だとか、買い物といえば、相手は納得する。相手の申し出を断るに足る口実は、たくさんある。しかし、もしその時間に、「わたしはひとりでいたいから」と相手の申し出を断ったなら、礼儀知らずか、わがままか、偏屈だと言われるのである。
ひとりになることが、なにか後めたいことのように考えられるわたしたちの文明では、そのために詫びたり、口実を考えたり、自分が何か悪いことでもしているかのように、隠さなければならないのだ。なんということだろう。 以上抜粋
母親、主婦はひとりになる時間を持つことが難しい。そして彼女たちはひとりの時間を持つことを欲していないようにも見える。が、ひとりの時間をもつことは大切である。心の中に「不動の軸」をもち、活動中に魂の静寂を保つことができるようにするためにも、女が自分の本質をふたたびみつけだすためにも、ひとりになる時間が必要だと作者は語っています。
わずかな時間でしたが、ひとりの時間を堪能。
こんなこと書くと、
「彼女は一人でいるのが好きみたいだから誘うのやめよう」なんて思われちゃうかな ちょっと心配
人と会うのも好きですよ。ひとりでいるのと同じぐらい…