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2012年6月に読んだ本

あらら、6月はこれしか読まなかったんですね。確かに先月は仕事と勉強と草取りがハードだったものね。冊数は少ないけれど、なかなか中身の濃い~~本ばかりです。
家守綺譚家守綺譚
私やっぱり梨木香歩さん好きなんだな。今と昔、この世と別の世を自在に行ったり来たり。著者の筆力で私たちをごく自然にあちこちに連れて行ってくれる。楽しくてちょっと怖くて切ない。レトロな文体も魅力的です。
読了日:06月28日 著者:梨木 香歩
面接法面接法
知られざる名著だと思います。本来は相談業務に就いている人向けの本ですが、著者が冒頭で書いているように、対人援助職など人間に関心のある人なら誰でも読んで役に立つ本だと思います。ケースレポートの書き方はとても役に立ちました。
読了日:06月21日 著者:熊倉 伸宏
どうしてアフリカ?どうして図書館?どうしてアフリカ?どうして図書館?
今度さくまさんが私の地元に講演にいらっしゃる、というので読みました。「ローワン」シリーズの翻訳者としてなじみ深いさくまさんです。小さな時から海外に関心があった著者がアフリカの方とつながりができ、図書館建設の援助をするようになったいきさつはとても自然で、「発展途上国に図書館を!」という肩に力が入っているような形でないところがとても好感持てました。アフリカの人たちのたくましく誠実な生活ぶり…例えば推薦状の紙束をいつももっている人や9人の子供を育てている女性のことなど…自然の描写もいきいきとしていて、アフリカって素敵だなぁと思わせてもらいました。
読了日:06月10日 著者:さくま ゆみこ


by riviere7341 | 2012-07-02 11:35

日々のつれづれ


by りびい