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くまのパディントン最新刊 『パディントンの大切な家族』 マイケル・ボンド作

暗黒の地ペルーから密航してきた くまのパディントン。作者が住む地の最寄り駅パディントンを名前にしたくまのシリーズが始まったのが1958年で、それから50年たちました。
シリーズ10巻のうち最初の7巻は松岡享子氏訳ですが、そのあとの3巻はパディントンの熱狂的なファンでカナダ在住農学博士の田中琢治氏が共訳しています。

彼のお陰で続編が読めてうれしい。

今回もパディントンワールド全開です。

パディントンの大切な家族 (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)

マイケル ボンド / 福音館書店

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お決まりの勘違いから生じたハプニングでてんやわんやの大騒ぎ!
今回は最近の日本の世相に通じる事件もあったりして
50年前のイギリスでも同じことがあるんだなぁと。

たとえばパディントンはお金儲けに興味を持つのですが、インチキ商売にまんまとひっかかり
掃除機を買ってしまいます。

別のお話ではパンフレットで肉体改造の器具を見つけ、購入したものの器具の取り付け場所が悪かったためにとんでもないことになったり…

学校へ行っていないパディントンのところに教育委員会の人たちが乗り込んできて、学校へ行かなければならなくなったり…

それ以上に今回特筆すべきは

ついにルーシーおばさん登場!


なことよ035.gif

真面目な本を読む合間にこういう本を読んで気分転換しています。
イギリスってユーモアの感覚が優れていますね。
by riviere7341 | 2009-06-07 09:26

日々のつれづれ


by りびい