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2012年 読んでよかった本

昨年2012年に読んだ本の中から、印象に残るものをご紹介。

【小説】

こちらあみ子

今村 夏子 / 筑摩書房

 相手の立場からみればこうなのだという衝撃。世の中はこんな風に見えていたんですね。

舟を編む

三浦 しをん / 光文社

 プロフェッショナルとは何かの一つの答え。

下町ロケット

池井戸 潤 / 小学館

 過去の失敗は必ず今の成功につながる。

児童書・ヤングアダルト】

どこからも彼方にある国 (YA Step!)

アーシュラ・K. ル=グィン / あかね書房

すがすがしい青春。

ガリヴァー旅行記 (岩波少年文庫)

ジョナサン スウィフト / 岩波書店

実はこんなお話だったんだ。天空の城ラピュタやヤフーの語源はここにあった(これは2巻目に)。

バドの扉がひらくとき

クリストファー・ポール カーティス / 徳間書店

けなげな少年の姿。

【絵本】

モーツァルトはおことわり

マイケル・モーパーゴ / 岩崎書店

芸術も戦争に利用されうる。

いちょうの実 (ミキハウスの宮沢賢治の絵本)

宮沢 賢治 / 三起商行

子離れの書としても読めた。イチョウの木を見る目が変わりました。

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

安房 直子 / ポプラ社

陰影で描く川端康成の小説のような物語。それに共振するかのような絵もマッチしています。

川のうた

ラングストン ヒューズ / 光村教育図書

 壮大な詩。

【その他】

星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅

星野 道夫 / 朝日新聞社

カリブーしか出てこないのに飽きない。

渡りの足跡

梨木 香歩 / 新潮社

 命を懸けて旅する動物、そして人びと。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

阿川 佐和子 / 文藝春秋

聞くことの本当の意味を、著者の生き方から教わりました。

それでも人生にイエスと言う

V.E. フランクル / 春秋社

フランクルの著作は生き方の書として多くを教えてくれる。

「べてるの家」から吹く風

向谷地 生良 / いのちのことば社

人間らしく生きることは健常者にとっても障碍者も同じ。保護されたいばかりじゃない。

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

竹内 敏晴 / 筑摩書房

言葉と体は繋がっている。

ユング心理学入門

河合 隼雄 / 培風館

20代に買って読んだことすら忘れていた。自分の人生に参考になることが多い。夢の話、ペルソナ、アニマアニムス、自己実現などなど。
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by riviere7341 | 2013-01-03 17:25

2012年2月に読んだ本

気が付けばもうすぐ4月です。2月に読んだ本を投稿していなかったので得意の滑り込みセーフでアップしておきます。
読んだ本の数は3冊と少ないのですが、「こちらあみ子」は5冊分ぐらいの価値のある本でした。


こちらあみ子こちらあみ子
NHKの「週刊ブックレビュー」紹介本。読んでほんとうに良かった本です。先天性の事情に加え、幸福とは言えない家庭環境で暮らす主人公あみ子。三人称で物語は進むけれどなぜか客観性は乏しく、場所も時代も具体的には語られないし、あみ子以外の登場人物の気持ちもあまり描かれない。事件も解決されたようなされないような中途半端さ。でも…これが「あみ子のような子から見た世界」ってことに気付かせてくれる。そこがすごい小説です。表紙の無垢な麒麟の像(土屋仁応作)はあみ子かもよ。
読了日:02月19日 著者:今村 夏子


モナミは世界を終わらせる? (銀のさじ)モナミは世界を終わらせる? (銀のさじ)
気楽な気持ちで楽し〜く♪読めました。中高生向けの小説。謎解きの要素も入った学園ものファンタジー。主人公のモナミンはかわいいし、他の登場人物も魅力あります。はやみねかおる作家生活20周年記念作品だそうです。
読了日:02月18日 著者:はやみね かおる


ひいおばあちゃん (世界の子どもライブラリー)ひいおばあちゃん (世界の子どもライブラリー)
児童書です。子どもの心を扱う本で紹介されていたので読みました。主人公ヨシは妹がほしい小2の女の子。ヨシの家でひいおばあちゃんを預かることになりました。彼女はしわくちゃで泣き虫なんです。めんどうみなければいけないと思いながらも少し迷惑な家族たち。仕事優先のお父さんやパートを始めたお母さん、妹がほしい1人っ子のヨシなど今の日本にもありそうな家庭です。ヨシがひいおばあちゃんとのろのろ歩いているときに大切なことに気づくシーンがステキ。それから、ひいおばあちゃんが昔の思い出を語るシーンはとても興味深く、東ドイツの戦前戦中の様子がわかりました。
読了日:02月05日 著者:モニカ ハルティヒ


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by riviere7341 | 2012-03-30 13:59

2011年1月の読書

1月の読書は5冊でした。「阪急電車」おすすめよ♪ あと「15歳の寺子屋シリーズ」は他のも面白いらしいです。村中李衣さんは3月6日に盛岡で講演会があります。会場は盛岡市中央公民館です。お話上手なかたですので時間のあるかたはぜひ。

◆児童書・YA◆

どこからも彼方にある国 (YA Step!)どこからも彼方にある国 (YA Step!)
磨き抜かれた無駄のない言葉が美しい。詩のような小説。主人公は17才の少年でYAに分類されるのでしょうが、文章がうまくて引きずりこまれ、自分の青春時代にタイムスリップして胸キュンでした。
読了日:01月29日 著者:アーシュラ・K. ル=グィン


15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ
マスコミでも個性的なふるまいのノーベル賞受賞科学者益川先生の自伝。YA向けの本なので、濃い内容を易しく伝えて下さっています。戦争中に生まれ九死に一生を得た幼少時代、勉強しなかった子供時代、家具職人の父親のこと、出会ったすばらしい先生たちのこと、友達のことなどが書いてあって、天才は型にはめないこうした育ち方て作られたんだとわかる。自分は好きなことしかやらなかったとご本人言っていますが、好きなことにここまで熱中できるのも天才ならではですね。
読了日:01月11日 著者:益川 敏英

◆絵本◆
しっぽのつり (チューリップえほんシリーズ)しっぽのつり (チューリップえほんシリーズ)
子どもの頃よく聞いたお話。今1月は氷の張る季節だというのもあるし、図書館で見つけて懐かしくなって読んでみました。せなけいこさんの絵本だからなのか、実はもともとそういうお話だったのかわからないけど、仕返しのお話というより、悪ガキ二人の愛情あるイタズラ&じゃれ合い。というふうに読めてしまいました。この2匹なんだか楽しそうだよ。
読了日:01月11日 著者:せな けいこ


子どもと絵本を読みあう子どもと絵本を読みあう
著者は絵本作家で児童文学者。小児病棟で絵本の読み合い(読書療法)も行っています。これはその時のことを書いた本。時には周囲と険悪な雰囲気になりながら、飾らない率直な交流が入院中の子どもたちの閉ざされ凍りついた心を溶かしていきます。講演会に参加したとき購入した本。
読了日:01月06日 著者:村中 李衣

◆小説◆
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
2012年最初の読了本。人間観察すごいなあ。なんか向田邦子さんの小説読んでいるみたいな懐かしさも感じました。向田さんの筆致に勢いをプラスしたような感じ。個人的には「小林駅」に出てくる黄色い帽子の小学生の××子さんカッコいいと思う!そしてお互いを自然に支え合う乗車客たちも。巻末の解説が故・児玉清さんなのも嬉しい。
読了日:01月05日 著者:有川 浩


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by riviere7341 | 2012-02-19 22:38

2011.9月に読んだ本

9月の読書
夏休みが終わり、仕事が忙しくなったので読書量は減りました。
9月に図書館から借りて、まだ読めてない本が数冊積読状態です。
読んだ本の数:3冊 他に仕事用の本数冊。

【児童書・YA】

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)
テーマは暗いけど、負のエンターテイメント本として楽しんで読めた。私にとって初山田悠介作品。若い人に好かれる作家さんですが、シンプルで疾走感ある文章を読んで、その理由がわかった気がした。読書会課題本。
読了日:09月04日 著者:山田 悠介


インシテミルインシテミル
若い人向けのイラスト風表紙。殺人ゲーム物と聞いていたのでドキドキ読みましたが、凄惨な描写が少ないので負のエンターテイメントとして楽しめました。ミステリーの古典のタイトルがいくつか出てきて、記憶をたどる楽しみもありました。『まだらの紐』懐かしい。
読了日:09月04日 著者:米澤 穂信


【実用書】

2枚合わせのカンタンぬいぐるみ―“きちんと”より“テキトー”が好き2枚合わせのカンタンぬいぐるみ―“きちんと”より“テキトー”が好き
中を見て一目惚れで買いました。実は本のバーゲン会場で半額以下で売られていたの。まったくどーして…?本の中にはエリック・カールやレオ・レオニの絵本に出てきそうな動物たちがいっぱい。みんなちょっとヘンテコで魅力的です。テキトーさに惹かれます。そしてなにしろ簡単に自分だけのぬいぐるみが作れるのが嬉しい!
読了日:09月20日 著者:川名 晶子 
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by riviere7341 | 2011-10-02 09:30

2011年3月に読んだ本のまとめ

◆3月の読書
震災直後は読書どころではありませんでしたが、ガソリン不足で遠出ができなかったりショッピングセンターが休業していたりして、地元の本屋さんは意外にお客さんで混雑していました。震災前と震災の後では読む本の傾向が変わりました。

この震災は人々の人生観、世界観も変えたと思います。


読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1367ページ

ねっこぼっこねっこぼっこ
震災で疲れた心が癒された絵本。この絵本のように自然の営みや人間の根源的なことが描かれている本が普遍的に人の心を支えるのだと思った一冊。作者オルファースは19世紀東プロイセン生まれの女性。100年以上経てなお読み継がれるだけの価値ある絵本です。自然の移り変わりと子どもの成長、子どもの気持ちと大人のありかた、芸術性の高い絵。それらが一冊にすべて描かれています。タイトルが和風なのが私としては違和感あるのですが、「根っこのこどもたち」ではいかにも直訳的だし、妖精のような神のような、不思議な民俗的な「子ども」の意味を表現するにはやはり「ぼっこ」なのでしょうね。
読了日:03月31日 著者:ジビュレ・フォン オルファース


ココロのヒカリ (みるみる絵本)ココロのヒカリ (みるみる絵本)
どこか宇宙を感じさせる絵。「ホタルのヒカリ」と間違いそうな(?)タイトル。ほんとうに「なぞなぞみたいなココロのヒカリ」です。よくわからなくて何度も読み返すうち、おぉ~っ、作者お二人のメッセージがヒカリとなって私に届いてきました。
読了日:03月31日 著者:谷川 俊太郎


ルピナスさん―小さなおばあさんのお話ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
東日本大震災がきっかけだと思う。日本中いや世界中の人がこんなにも「自分には何ができるか?」と考えたことはなかったかもしれない。私には何ができるかなと考えたい時いつも手に取る絵本。再読。
読了日:03月27日 著者:バーバラ クーニー


短歌を楽しむ (岩波ジュニア新書 (342))短歌を楽しむ (岩波ジュニア新書 (342))
タイトルどおり短歌を楽しんだ♪歌人には面白い人が多いなぁ。穂村弘さんもそうだしね。
読了日:03月27日 著者:栗木 京子


エネルギーのひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)エネルギーのひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)
児童書ながら原子力、自然エネルギーはもとより日本のエネルギー事情について驚くほどよくわかる。基本的なことはテレビや新聞よりこれをお勧め。ただし私が読んだのはこの1994年版ではなく『2010年発行、漫画:おがたたかはる』のもので市販されていない。全国の公立および私立小学校図書館や全国公立図書館にNUMO(原子力発電環境整備機構)が贈呈しているからそちらで。原発について「大きな地震がきても大丈夫」とか「原発が人体に与える放射線の悪影響はほぼない」かのような表現があるのでそこは今後訂正の必要を感じます。
読了日:03月26日 著者:安部 団吉,西田 真基,堀江 卓


メネッティさんのスパゲッティメネッティさんのスパゲッティ
細長い人ばかりが住む町にやってきたちょっと太めのメネッティさんのお話。子どもが読むとシンプルで楽しいお話。大人が読むと風刺がきいた話にも読み取れる。ちょっとレトロでおしゃれな挿絵がコミカルな文章と合っている。オランダの児童書。オランダは↓のアンネ・フランクがオランダ人の援助により隠れて生活をしていた場所。そして息を引き取った収容所もオランダにあります。
読了日:03月26日 著者:ケース レイブラント


アンネの日記―完全版アンネの日記―完全版
2年前アンネ生誕80年で放送したBBCドラマを見て原作を買い求めました。今回居住地が東日本大震災被災県となり、少々不便な生活の中で、今読むべき本だと思い読了する。戦争と天災の違いはあれど、望まない状況の下での不便な生活には共感する場面あり。隠れ家に住む人たちは時にいらだち諍いを起こしながらも勉強を忘れず互いの誕生日を祝い、笑い、生活を工夫して危機を乗り切ろうとしていた。思春期にあったアンネの苦悩や喜びは時代を超え今の若い人たちにも理解してもらえるはず。
読了日:03月25日 著者:アンネ・フランク


おれのおばさんおれのおばさん
震災直前に読んだ本。ちょっと荒削りな印象だけど明るいタッチで楽しめた一冊です。都会のエリート中学生だった陽介が父親の不祥事のため児童養護施設に預けられることになり、様々な人と出会います。背景の北海道や奄美大島の描写が意外に物語を支えていると思う。 3/26著者がTV出演していたのを偶然見ました。感じがいい方だったので、今後テレビにコメンテーターとして出演する機会がある方かもと思った。
読了日:03月10日 著者:佐川 光晴


インタビュー術! (講談社現代新書)インタビュー術! (講談社現代新書)
新書ながら読み応えありました。「あらゆるところにインタビューがある。世界はインタビューからできている。歴史はインタビューによって作られた。新約聖書はイエス・キリストへのインタビューであるし…」以前読んだ『インタビューの教科書』と共通点もあるけれど、こちらは実例の紹介と分析が多いので、より臨場感があります。ボーボワールへのインタビューの紹介が印象的でした。
読了日:03月06日 著者:永江 朗



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by riviere7341 | 2011-04-01 22:23

2011年2月に読んだ本

2月に読んだ本


読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1162ページ

エリック・ホッファー自伝―構想された真実エリック・ホッファー自伝―構想された真実
哲学者であると同時に沖仲士であった異色の経歴。悲劇にみまわれた子ども時代、そして絶望の二十代を経て到達した彼の思想。それは平明で包容力があるものでした。語られる出会いのエピソードはみずみずしく爽やか。現実を生き抜くための"勇気"に通じる思想こそ本当の哲学ですね。彼のすぐれたインスピレーションと行動の的確さからは、頭と身体が調和している心地よさを感じました。マリオのお料理食べてみたい♪読友さん紹介本
読了日:02月20日 著者:エリック ホッファー

明日につづくリズム (teens’ best selections)明日につづくリズム (teens’ best selections)
深刻になりすぎず今の中学生を等身大に表現しています。進路を巡る親子の食い違い、弟への複雑な思い、友達との距離のつかみ方、自分の周りの中学生もこんなです。小説の舞台が尾道市の因島。今欠かさず見ている朝の連続テレビ小説「てっぱん!」主人公の出身地設定も尾道なので、方言のセリフが気持ちよくすんなり入ってきました。海の描写もすがすがしくきれいです。現役のミュージシャンが重要な存在になっているところが珍しいですね。
読了日:02月19日 著者:八束 澄子

もりのおくのおちゃかいへもりのおくのおちゃかいへ
不思議な世界に引きずり込まれました。気に入ったのは動物たちがじぃっとこちらを見るシーン。こわいような楽しいような、なんともいえない気持ちにさせられました。絵は無国籍風で、どこかしら有名な絵本を連想させられました。例えば始まりとおわりのページは林明子さんの絵本、そのあとは「ゆうかんなアイリーン」「不思議の国のアリス」「はなをくんくん」「もりのなか」など。一冊で二度おいしく謎が残るところが魅力的。
読了日:02月17日 著者:みやこし あきこ

「腸ストレス」を取り去る習慣 (青春新書インテリジェンス)「腸ストレス」を取り去る習慣 (青春新書インテリジェンス)
新聞の書評で知って読む。役に立ったのは便秘や下痢、大腸ガン、過敏性大腸症候群など腸のトラブルに効果のある食材や料理法。早速オリーブオイルやミントティー、植物性乳酸菌を使おうと思いました。あと腸の働きや最新の内視鏡検査の状況などもわかってよかった。ところで「腸ストレス」とは著者の造語のようです。現代人の腸はストレスにさらされており、その要因をまとめて「腸ストレス」と呼んでいます。たとえば、食事、精神的ストレス、運動不足、体内リズムの乱れなどのこと。
読了日:02月11日 著者:松生 恒夫

むかしのはなし (幻冬舎文庫)むかしのはなし (幻冬舎文庫)
昔話にインスピレーションを得て書かれた現代の物語。かぐや姫は女性に貢がれるホストの話、天の羽衣は許されない恋の物語というように。よくわからない物語もあった。それぞれの物語はどうやら繋がっているようだと途中で気がつくけれど、よくわからないまま終わった。読み直せば解るかと思ってもう一度サラッと読んでみたけど、わからなかった。昨日読み終わったばかりなのに、読んだことが昔のように思われる。どんな話だったかもう8割忘れ、今は浦島太郎のような心境。装丁おもしろい。
読了日:02月08日 著者:三浦 しをん

インタビューの教科書インタビューの教科書
人生のいたるところにインタビューあり。序文にそう書いてある。インタビューとはある目的を達成するために行うコミュニケーションとのこと。ならば確かにいたるところにインタビューがある。ライターではないけれど仕事上人と話して情報を得る必要の多い私。そういう私の役に立ちそう。教科書と謳っているとおり、持っていく物や心構えなどインタビューのイロハから書いてある。図解イラストが多くて分かりやすい。相手別、状況別に書いてある対処法も実際的でうれしい。著者はライターであるとともに人材ビジネス経営者・大学客員教授。
読了日:02月05日 著者:原 正紀

なおみ (日本傑作絵本シリーズ)なおみ (日本傑作絵本シリーズ)
谷川俊太郎さんおっかけ途中にみっけ。表紙からして怖い!裏表紙以外ぜんぶ怖い!いやなんにもなさそうな裏表紙にもなんかあるかも…(笑)と思ってしまう。この絵本が「こどものとも」で発行され、やがてハードカバーになっていることに感動。何度も読むうちに怖さが消えて、"なおみ"が経てきた時代を思いました。
読了日:02月02日 著者:谷川 俊太郎,沢渡 朔

ときとき
最初のページにある「いつ?」という問いかけに、絵と言葉で次々答えがでてきます。…おおむかし、むかし、いま。1973年”かがくのとも”でデビューしたこの絵本にとっての”いま”は1970年代の暮らし。個人的に好きなのは表紙の太古の絵と裏表紙の近未来の絵。っていうか、近未来が今にとっての”いま”。なんかややこしい(笑)。「ときはけっしてあともどりしない だれもときをとめることはできない」まさにホントだ。自転車に乗った三日月の君、今君はここにいるんだね。
読了日:02月02日 著者:谷川 俊太郎




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by riviere7341 | 2011-03-03 22:12

2011年1月に読んだ本

1月に読んだ本

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1631ページ

図書館の神様 (ちくま文庫)図書館の神様 (ちくま文庫)
垣内君のセリフにあった『黙るべき時を知る人は、同時に言うべき時を知っている』のことばは収穫でした。これ誰の格言なんでしょう?途中登場する夏目漱石の『夢十夜』川端康成の『抒情歌』は面白そうだから読んでみたいし、昔読んだ漱石の『こころ』にそんなシーンあったっけ?再読しなきゃと思った。個人的には著者の別作品『卵の緒』や『幸福な家族』のほうが面白かった。
読了日:01月30日 著者:瀬尾 まいこ
ゲゲゲの女房ゲゲゲの女房
天才水木しげる氏に寄り添い生きてきた著者。この時代の女性はみんなそうだったのかもしれないけど、我慢強さわたくし真似できませんっ!内気で引っ込み思案な著者が、夫を支えることで自分の人生を豊かに生きる。決して控えめなだけじやない。著者はしっかり者で賢く、辛抱強い。才能ある人をサポートして生きるって面白くて、かつ大変なこともあるのですね。水木しげる夫妻ますます好きになりました。
読了日:01月29日 著者:武良布枝
リアル・シンデレラリアル・シンデレラ
こんなストーリーのほうがシンデレラは人として幸せになれたかも…という仮説でもあります。たしかに、童話のシンデレラは王子様と結婚できたものの、はたして幸せが続いたか疑問ですものね!独特の文体や登場人物の多さから前半読むのに難儀しましたが、途中からがぜん面白くなり、読むのが止められなくなりました。泉さん今どこで何をしているのかなぁ?
読了日:01月23日 著者:姫野 カオルコ
こっぷこっぷ

なぜこんなステキな絵本の存在に今まで気付かなかったのか…。1972年『かがくのとも』で発行されて以来、40年近く経ている。モノクロの写真にふっと入るカラー写真。アーティスティックに加工された画像。デジカメは一般的でない時代に、これだけの仕事を子どもむけ雑誌で行っていた作者の意気込みを感じます。写真と息ピッタリのことばがステキ。吹き出しや大きな文字の使用も当時斬新だったに違いありません。
読了日:01月16日 著者:谷川 俊太郎,今村 昌昭,日下 弘
本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)
中表紙でいきなり登場する、素敵レベルの低い(笑)著者近影。これに混乱したけれど多分作り手サイドの作戦。最初の『エスプレッソ』でゲラゲラ笑い、その後読み進むにつれしみじみとした共感やら嫌悪感など色々な感情が生まれてきて自分で自分にビックリする。独自の世界観をもつ歌人とこの穂村さんが同一人物だなんて途中まで気がつかなくて、ショックを受けた。読み終わる頃にはこれが彼であり魅力なんだと納得する。鋭い観察眼と表現のことば選びはさすが第一線で活躍の歌人です。
読了日:01月16日 著者:穂村 弘
希望(ホープ)のいる町希望(ホープ)のいる町
親の愛に恵まれない境遇、それでもたくましく生きる少女ホープ。しっかり者の側面だけでなく、淋しく複雑な心情もていねいに描かれ、大人たちも人間的に書かれているので薄っぺらくない。有権者登録制や申請署名など海外の選挙事情も知ることができ、こういうのはYA物には珍しいので面白かった。金原瑞人さん選のシリーズの一冊。このシリーズ追いかける価値ありそう。
読了日:01月15日 著者:ジョーン・バウアー
昨日のように遠い日―少女少年小説選昨日のように遠い日―少女少年小説選
この本のおかげで出会えた海外の少女少年小説と詩が13編収められている。どれも短いながらもインパクトが強いものばかり。某アニメを文章で忠実に再現したかのような『猫と鼠』。途中主人公たちが哲学していて面白い。拒食症の少女が主人公の『修道者』は『西の魔女が死んだ』にずいぶん似ている。と思ったけれどこれはこれで良かった。背筋が寒くなった『島』『パン』。デ・ラ・メアの幻想的な文章。そして付録には80年、100年前の漫画が2編ついている。美しい絵と大胆なコマ割りに感動。少女少年に読ませたいというより、大人向け。
読了日:01月09日 著者:



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by riviere7341 | 2011-02-05 18:24

2010年10月に読んだ本

10月はテレビドラマが始まる月なので、テレビの前にいる時間が少し増えました。
10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2053ページ

ラストリゾートラストリゾート
絵本です。それも大人向けの。インノチェンティの絵に関心があって読みました。表紙の絵は映画の予告編のよう。物語の主人公は想像力をなくした画家。彼は想像力を探す旅に出る。行き着いた先はホテル「ラストリゾート」。ホテルには何かを探しに次々お客がやってくる。客は実際の名作の登場人物ばかり。さて何人わかるかな?あとがきに種明かしがあるけど、私はまだ読んでいない。だってわからないところは自分で探しにいきたいから!最後に表紙を見るとストーリーがまた蘇ってくる。インノチェンティ追っかけよう。
読了日:10月25日 著者:J.パトリック ルイス
キレやすい子の理解と対応―学校でのアンガーマネージメント・プログラムキレやすい子の理解と対応―学校でのアンガーマネージメント・プログラム
[再読]キレやすい子とキレにくい子はどこがどう違うのか。環境や対応をどう変えればいいのか。予防策から危機介入まで、個別対応から組織的対応までを網羅しています。幅広いわりに散漫でなく、それぞれは繋がっているのだと理解できました。「るっせーんだよ」「あいつがいなけりゃいい。死んじまえばいいんだ、センコーなんかみんな。」など現実味のある言葉を引用しているので理解しやすい。乱暴な言葉や行為の裏にある「背景」を知る大切さ。身につくまで何度も読み直したい一冊です。
読了日:10月24日 著者:本田 恵子
幸福な食卓 (講談社文庫)幸福な食卓 (講談社文庫)
優しい光がハラハラと差し込んでくるような小説。登場する家族全員が傷つきやすくて不器用。みんな自分らしく生きようとしていて家族は一見バラバラ。だけど弱いながら支えあっている。そんな家族に惹かれて大浦くんや小林ヨシ子みたいに魅力的な他人も来てくれる。弱くてもつまずいても、いいんだよ。だから大浦くん、なおさらどうして…と思う。あなたの「おう!」忘れられない。
読了日:10月23日 著者:瀬尾 まいこ
わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)
目の前にいる相手を想定しての”伝える技術”についてとても具体的実用的に書かれています。図解の使い方、パワーポイントでプレゼンの方法、接続詞の使い方、情報収集の方法、はたまた声の出し方まで自分がこれまでやってきたことを惜しげもなく教えてくれます。こうすればいいんだぁ…読後に不安が消えてやる気が湧いてきました。池上さんの親切さや人柄も伝わってきます。わかりやすく伝えてもらうと、相手に対する安心感や信頼感も生まれるんですね。
読了日:10月20日 著者:池上 彰
象のダンス象のダンス
自分は親に愛されていない…と思いこんでる子どもはこんな行動に出ることだってある。仕事の忙しい親の年代と子どもの思春期が重なって起きる親子の齟齬。そんな時期ほど親子で向き合う時間作らなくちゃいけないのにね。魚住作品の登場人物はリアリティーがあるから好き。子どもや親相手に仕事をしている私にも違和感なしに読めました。
読了日:10月17日 著者:魚住 直子
三人暮らし三人暮らし
いろいろな三人暮らしの短編が10話。血の繋がった人同士、友人同士、他人とのルームシェア、長屋、帰国子女…。3人のうち誰かが自己チュー、マイペースで他の登場人物は気を遣いすぎて右往左往させられると言うお話しが多くて笑えた。こんな3人暮らしいいなぁ~♪と思えたり、ルームシェアするときはこうやって割り切って考えればいいんだぁとタメなったお話しもあり、それぞれ楽しんで読みました。群ようこさん初読書でしたが、ハマりそうです。
読了日:10月14日 著者:群 ようこ
きのう、火星に行った。 (講談社文庫)きのう、火星に行った。 (講談社文庫)
同じ著者3冊目の読書。すでに読んだ『ぼくらのサイテーの夏』『楽園のつくりかた』の中ではいちばん良かった。たぶん荒削りでグイグイ読ませるテーマや登場人物に合う作家なんでしょう。この本は他の著書にあった急展開があまり気にならない。表紙の絵と中身、そしてタイトルも合っている。他の著書が受賞しているのにこの本が無冠なのは不思議です。同じ年にもっと良い他作品があったから?豊作の年だった?
読了日:10月08日 著者:笹生 陽子
願いがかなうNLP願いがかなうNLP
NLP関連の本を読むのは2冊目。こちらはコミュニケーション法というより、脳の特性を理解し、自分自身の夢を叶えるにはどうしたらよいかについて書かれています。この本を読んでから、自分の夢について考えるようになったし、なんだか夢が実現できるような気持になりました。
読了日:10月03日 著者:山崎 啓支
愛してよろしいですか? (集英社文庫)愛してよろしいですか? (集英社文庫)
一世を風靡していたころはあまり関心無かった田辺聖子さん。初版は昭和54年、今から30年も前の作品。30代のOLとひと回り年下の学生との恋愛は今やそれほど珍しくなく、時代を先取っていたんだと今思います。ハイミスという言葉や、携帯がなくて公衆電話から連絡取ったり、服装には時代を感じさせますが、描かれている人間模様は時代を忘れさせてくれるほど魅力的です。ワタル君みたいな男子いいなぁと思ったし、恋すると年齢に関係なく17,18歳の乙女になるんだなぁなんていうところも胸キュンでした。脇役の中年男性も面白いです。
読了日:10月03日 著者:田辺 聖子

読書メーター

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by riviere7341 | 2010-11-08 23:07

あこがれの児童書をついに読む「ツバメ号とアマゾン号」

子どものころにはご縁がなく読みそびれ、今年の夏になったらぜったい読もうと思っていた本をついに読みました。想像以上に面白い傑作。

ツバメ号とアマゾン号 (アーサー・ランサム全集 (1))

アーサー・ランサム / 岩波書店

スコア:



◆あらすじ◆
夏休み、ウォーカー家の4人きょうだいは、小さな帆船「ツバメ号」に乗って、子どもたちだけで、無人島ですごします。湖を探検したり、アマゾン海賊を名乗るナンシイとペギイの姉妹からの挑戦をうけたり、盗賊や嵐に遭遇したり…


日本語訳は1967年に発行されており、活字も古く、表現も今風ではないのでとっつきにくいにですが、読み始めるとぐいぐい惹きつけられます。原作は昭和5年に世にでたとのこと。それから80年経ているのに、この夏の出来事のように読めます。おそらくこれから先も何百年も読み継がれる児童書の傑作!

子どもが主人公なのに大人が読んでもワクワクします。数ヶ月前に大人向け冒険エッセー「オーパ!」を読んだときとなんら変わらない面白さ。しかも空想と現実の間を絶妙にいったりきたりする描写や敵をやっつける攻撃的な部分と友好的な部分のバランス感覚が絶妙。子どもの周囲の大人の有り様も素敵です。
作者は従軍記者として働いたこともある経歴をもち、様々な経験から得た人生観を子どもの文学に全身でつぎ込んでいる気迫を感じました。

最近新訳も出たそうです。翻訳者は変わらないから、活字や装丁、時代を経て不適切となった表現をあらためた程度では?と想像しています。↓

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

アーサー・ランサム / 岩波書店


ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

アーサー・ランサム / 岩波書店


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by riviere7341 | 2010-07-30 13:07

絵本『いちご』 新宮晋作 そしてblogのご紹介 

先日読書会の記事を投稿しましたが、実はその読書会に素敵なゲストが遠くからいらっしゃっていたのです。
青森でご活躍のハンドルネーム snowflake2u さん
読書会の中で『いちご』という絵本を仲間とのコラボで読んでくださいました
ひとりが日本語で、snowflake2uさんが日本語を追いかけるように英語で…
とても素敵でした

いちご

新宮 晋 / 文化出版局



そのsnowflake2uさんがなんとexiteにブログをお持ちだということがわかったのです
↓↓写真にうっとりの素敵なブログです 
『5月のノート』
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by riviere7341 | 2010-05-31 20:28

日々のつれづれ


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