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2012年 読んでよかった本

昨年2012年に読んだ本の中から、印象に残るものをご紹介。

【小説】

こちらあみ子

今村 夏子 / 筑摩書房

 相手の立場からみればこうなのだという衝撃。世の中はこんな風に見えていたんですね。

舟を編む

三浦 しをん / 光文社

 プロフェッショナルとは何かの一つの答え。

下町ロケット

池井戸 潤 / 小学館

 過去の失敗は必ず今の成功につながる。

児童書・ヤングアダルト】

どこからも彼方にある国 (YA Step!)

アーシュラ・K. ル=グィン / あかね書房

すがすがしい青春。

ガリヴァー旅行記 (岩波少年文庫)

ジョナサン スウィフト / 岩波書店

実はこんなお話だったんだ。天空の城ラピュタやヤフーの語源はここにあった(これは2巻目に)。

バドの扉がひらくとき

クリストファー・ポール カーティス / 徳間書店

けなげな少年の姿。

【絵本】

モーツァルトはおことわり

マイケル・モーパーゴ / 岩崎書店

芸術も戦争に利用されうる。

いちょうの実 (ミキハウスの宮沢賢治の絵本)

宮沢 賢治 / 三起商行

子離れの書としても読めた。イチョウの木を見る目が変わりました。

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

安房 直子 / ポプラ社

陰影で描く川端康成の小説のような物語。それに共振するかのような絵もマッチしています。

川のうた

ラングストン ヒューズ / 光村教育図書

 壮大な詩。

【その他】

星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅

星野 道夫 / 朝日新聞社

カリブーしか出てこないのに飽きない。

渡りの足跡

梨木 香歩 / 新潮社

 命を懸けて旅する動物、そして人びと。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

阿川 佐和子 / 文藝春秋

聞くことの本当の意味を、著者の生き方から教わりました。

それでも人生にイエスと言う

V.E. フランクル / 春秋社

フランクルの著作は生き方の書として多くを教えてくれる。

「べてるの家」から吹く風

向谷地 生良 / いのちのことば社

人間らしく生きることは健常者にとっても障碍者も同じ。保護されたいばかりじゃない。

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

竹内 敏晴 / 筑摩書房

言葉と体は繋がっている。

ユング心理学入門

河合 隼雄 / 培風館

20代に買って読んだことすら忘れていた。自分の人生に参考になることが多い。夢の話、ペルソナ、アニマアニムス、自己実現などなど。
by riviere7341 | 2013-01-03 17:25

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