テレビドラマの方が良かった『流星の絆』、それから『風のガーデン』
2008年 12月 20日
原作読んで、ラストシーンに消化不良を起こしていた私はドラマに期待していました。
宮藤官九郎さ~ん!どうか原作よりもっと納得できる結末を!
と思っていたので、昨日の最終回見たあとは安心して夜眠れました
丁寧に終わっていてよかった。
みなさんはいかがでしたか?
逆に同じ週に最終回を迎えた『風のガーデン』これも欠かさず見ていた番組ですが
これには不満ありです。
終末医療に対する掘り下げ方が中途半端のまままとめてしまったような気がするし、
ドラマ全体に男性中心の発想が少し感じられて、
女の人の気持ちはどこへ行っちゃったのかな~
自殺した妻はこれでうかばれたのか疑問だし、
看護させて欲しいと富良野に単身やってきた内山看護士部長(伊藤蘭)の行動が不可解でモヤモヤ
貞美の最後の恋人(平原綾香)が「私、今日はだめなんです」とか「一曲しか歌えません」とかいう心境にもモヤモヤ
自分自身も置き去りにされてしまったような途方にくれた気持にさせられました。
役者さんたちの演技がすばらしく、それまでがとっても良かっただけに
なおさら消化不良でした
同じ倉本聡さんのドラマでは、妻が事故で亡くなり子どもとの確執を扱ったという点で似ている『優しい時間』の方が良かったな~と思っています。
来年も面白いドラマがありますように。